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正社員が派遣を見下している業界事情

新卒採用で就職する人の多くは正社員採用されるが、中には最初から派遣社員として働く道を選ぶ人がいる。
長期安定した雇用が約束されていると思われがちな正社員だが、実際にはリストラに遭った時に再就職が難しい側面があることを認識している人は少ないだろう。
雇用期間の定めが無い契約をしているだけに過ぎないにも関わらず、定年退職まで安定して働けると勘違いしている人がいることが原因だ。

確かに派遣社員は、特定の定められた範囲内の仕事を契約に基いて行なうことから、製造業や一般事務の職場では安い人件費で使える人手という扱いがされており、直接雇用の社員の中には見下している人も見受けられる。

しかし、業界によっては事情が真逆となっている状況を知らない人が少なくない。
システム開発の業界を始めとしたITの世界では、完全能力主義が採用されている現場が多いので、プロジェクトごとに契約をして働く派遣社員の時給は驚くほど高い。
中には正社員の報酬よりも高額で出向している人が多く存在する。
必要な期間だけ出向して、次のプロジェクトへ移動して行くことから、間に入るコーディネーターが各会社と時給交渉を行っている状況だ。

ある程度実績を積んだ後は、ベンチャー企業を起こす人やフリーランスとして独立する人が多く、欧米で働くエンジニアの姿を思わせる完全能力主義な働き方を行っている人が増えている。
スキルアップを短期間で行なうためには、技術力向上に役立つ仕事のみを続け、仕事を選んで就業することで、短期間で高い能力を身につけられるようになっているわけだ。

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